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 この日にこの記事を投稿できてなにより
今日は特別な日(1/30)であり、この古墳が発掘された年(S43)は特別な年であり、この古墳の被葬者一族の祖地は大分県であり(のはずだが)、そして何よりも、夫婦で楽しんだ古墳です
 たぶん、かみさんは、
今まででこの古墳の石室が一番感動したんじゃないかな。。

 群馬県高崎市に所在する「綿貫観音山(わたぬきかんのんやま)古墳」、
6世紀後半に造られた墳丘長97mの前方後円墳です。。
外壕を含めると全長185m


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 墳丘の姿

 先ずは案内図をご覧になってくださいませ。。
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冒頭の写真は赤字で現在地と書かれた位置から撮影したものでして、見えているのは後円部先端です。。

 その位置から真っ直ぐ墳丘に近付きます。。
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前方部が少し見えてきましたね(上写真左側)。
墳丘主軸向きはほぼ南北ですが、正確には「北北西(前方部)ー南南東(後円部)」です。。

 西側から墳丘側面全景を見ます。。
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上の写真で右が後円部・左が前方部です。。

 墳丘手前の広い空地は内壕跡でして、その幅は20~30mで盾形に巡ります。。
その外側に幅8~10mの内堤が巡り、さらにその外側には幅7~10mの外壕が巡っていたようです。。
 群馬の古墳は後期になっても凄い

 下の写真は内壕と内堤が分かりやすいかな(西)。。
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 前方部前端と墳丘西側側面(奥が後円部)。。
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葺石は元々無かったようです。

 前方部前端。。
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この時期の前方後円墳は前方部幅が後円部径より大きく、高さにもほとんど差がありません。
この古墳もそうした特徴が見えます。。
5世紀後半からそうした傾向が見える地方もある

 そうそう、巨大古墳が多い群馬県ではこの古墳はそれほど大きくはないように見えますが、この年代より少し前から全国的に古墳規模は縮小傾向にあり、そうした中にあってはかなりの大型古墳といえます。。
 前方後円墳としては最終段階の古墳であり、この後は中央では方墳主流となり、その流れに準じて群馬県でも大型の方墳が造られています{該当記事}。。

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 墳丘の上へ行ってみます
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上の写真は前方部上から見た後円部方向で、下の写真はその逆です。。
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あっかみさんがまた宝探ししてます

 かつてこの墳丘には、
たくさんの埴輪が並べれていたようです。。
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 ちなみに、
前方部の向こうに見える山並みは榛名山です(たぶん)。。

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 ここで、
墳丘や埴輪に関する詳細を下の写真でご確認くださいませ(現地説明板より)
綿貫墳丘
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 墳丘に関しては以上です。。
次はお持ちかね(?)の石室ですよ


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 石室の姿

 さて、墳丘築成は全体的に2段であり、段築テラスを後円部の西側へと行きますと、
横穴式石室の入り口があります。。
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この石室が凄いのなんの夫婦で感動しましたよ 
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入口のカギは管理事務所に声をかければ職員の方が開けてくれます。。
(ついでに石室内のライトも点けてくれます)

 では、前庭側壁を見る。。
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 羨道へ。。
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おぉ~なんなんあの玄室は

 まあまあ、物事には順序というものがありますからね、
玄室を見る前に羨道壁を見ます。。
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うんうん、、一見荒いように見えて結構緻密な石組。。

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 順番通り羨道を見ましたから、
心行くまで玄室を眺めようじゃありませんか
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 古墳築造当時の石室内部はこんな感じだったらしい。。
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棺は使用せずに遺体は玄室奥に横向きに安置されていたそうです。
こういう埋葬は関東の横穴式石室では珍しくないらしいのですが、そのへんはあまり詳しくは調べていません

 
 さて、玄室奥から入口の方を見て、戻りますよ
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 う~ん、、どこから見ても素敵だ

 それにしても、
この細かい石組(壁)でよく天井の巨岩を支えられたものだと感心します。。
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しつこいようですが、夫婦で大感動の石室です
 群馬の古墳凄すぎる


 綿貫観音山古墳、
素敵な思い出をありがとう

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 石室についての詳細は、
下の写真をご覧になってくださいませ(現地説明板より)
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綿貫観音山石室

 石室から出土した副葬品について。。
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綿貫観音山遺物
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 石室については以上です。


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 いつもならここで詳細をまとめますが、
今回は書くことありません(現地説明板のおかげで)

 ただ、
この古墳についての面白い文書(歴博系)がありますのでリンクさせていただきます。。


<参考>
・現地説明板
・本文中リンクサイト


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 以上、群馬県高崎市、
綿貫観音山古墳でした


*当記事に掲載の写真は、
2022年11月中旬に撮影したものです。